東京新宿のペルー料理店『ワンチャコ』
都会の美味しいペルー料理
9月の暮れ、使いかけの青春18切符を安く入手して関西から東京への往復旅行を決行しました。もちろんお目当ては関東のペルー料理!
その際立ち寄った、新宿のワンチャコというお店を紹介します。
グーグルマップ片手に腹ペコの友人2人を連れて来店しました。
カウンターとテーブル席があり、ペルーのドリンクメニューも豊富。
シェフは在日ペルー人の方でいかにも本格派…!ワンチャコは新聞にも載ったことがあるようで、店内にもその記事が置いてありました。
期待に胸を膨らませ、ユカフリータ、ペルー風牛肉焼きそば、カウカウ、アーティクーチョを注文。芋肉麺肉芋米肉という食欲を具現化したような注文(笑)
ユカフリータはタピオカの原料であるキャッサバ芋のフライドポテト。
カリっときつね色に揚がった表面が食欲をそそり、かじりつくとジャガイモにはない嬉しい弾力。おいしい。我が家の冷凍庫で眠るユカ芋を揚げるのが楽しみになりました。
焼きそばは 「ロモサルタード」というペルーの家庭料理の味付けを基調とした醤油味ですが、使われているペルー醤油がなんとも香ばしい。日本食のような安心感と、ペルー醤油のエスニックさが同居しているような不思議な感覚。どっしり構えた牛肉の旨味ととも香味野菜とスパイスの利いた「軽さ」がありぺろりと完食
続いて注文したのが「カウカウ」という料理。
ハニカム構造のお肉はハチノスという牛の胃袋。焼き肉店や韓国料理にもよく登場するので食べたことのある人は多いかと思います。アヒアマリージョをベースに作られた旨味と爽やかな辛味の温かいスープがジャガイモともよくなじんでいてうまい。。。
ダイナミックというよりは繊細さを感じられる肉料理でした!
お次はアーティクーチョ。牛ハツの串焼きです。
いままで自分で作ったり、ほかの店でも食べたりもしてきましたが、ここのが一番おいしいと感じました。ハツそのものの質がいいのに加え、漬け込みのタレが絶妙。遠くにカレーを思わせるクミンが香り、ワインとアヒパンカから作られる深いコク、そしてそれらを上品に統べる大人びたオレガノ…
このレベルの味を出せるようになるにはアーティクーチョを作り続ける生活をどれだけする必要があるんだろう、と感じるくらい絶品でした。
美味しいものを食べていると時間がたつのも早く、いつの間にか終電間際。
もっと食べたいのを惜しみつつ、「またここにアーティクーチョを食べに来よう」と心に決めました。
まだまだここに書ききれていないグルメが満載。
新宿に行く機会がありましたら是非お立ち寄りください!