ロコトを使った辛口サルサの料理
激辛唐辛子ロコトの使い方
ずんぐりむっくりした小さな唐辛子ロコト。
肉厚の身の中には辛味成分がたっぷりで、ジーンとくるような重い辛さが特徴。
ペルーでは肉詰めにしたりして使われるほか、サルサやペーストとしても利用されています。
「辛すぎて日本人の口には合わないんじゃ無いの?」と思われがちですが、うまく使ってやればいつもの料理に彩りとアクセントを出すことができるのでオススメです!気付いたらあなたもこの辛味がクセになっているかも?
サルサの作り方
まずは、基本のサルサから
材料
ロコト:1個
万能ねぎ:1/3束
にんにく:1片
オリーブオイル:大さじ2
作り方
- ロコト1個を縦に割り、黒い種を取る
- 鍋に1リットル弱の水をいれてロコトを7分茹でる
- ロコトの皮をむき、みじん切りにして同じくみじん切りにしたにんにくと小口切りにした万能ねぎと混ぜてオリーブオイルで和える
- 冷蔵庫で少し寝かせてから使う
冷蔵庫で4日くらいは持つので多めに作っておいてもOK。ではサルサを使ってできる簡単レシピを見ていきましょう!
ロコトサルサを使った料理
凝ったペルー料理ばかりだと大変なので、今回は10分以内に作れるような楽ちんメニューに限って紹介します!
辛口サルサ タコとオリーブソース
- 刺身用タコを好みの大きさに切る
- ペルーオリーブペースト(なければオリーブの実をミキサー)とマヨネーズを1:1でまぜる
- タコ・ソース・サルサを皿に盛り付けて白ごまを振ったら完成
紫色のオリーブソースが特徴的。なければグリーンオリーブやブラックでもOK。
オリーブのもったりした持ち味とサルサのシャープな旨味がよく合います。
以降不明な食材は、ペルーの料理の基本食材をご覧ください。
オユコイモの醤油サルサ炒め
- 冷凍のオユコイモを解凍し、酢・酒・塩を少々入れたお湯で茹でる
- フライパンに多めの油を熱し、揚げるようなイメージで湯がいたオユコイモを炒める
- サルサとだし醤油を入れて10秒ほど強火で煽ったら完成
オユコはペルーのジャガイモの一種で、軽く炒めたリンゴのようなシャクシャクした食感。和食を思わせるような滋味があり、醤油との相性はばっちり。
Simple is the best サルサ卵かけご飯
卵とお好みの醤油をご飯に混ぜるだけ。ここまで来ればあなたも立派なロコト使いです!
3つ例を挙げましたが、その意図は
- 生魚に合う!→セビーチェ、カルパッチョにも合う。肉の生食という食べ方に着目すれば、鳥のたたきや馬刺しにも合いそう
- 炒め物に合う!→青椒肉絲のような中華にも合う。甘辛という味に着目すれば、しぐれ煮やオムライスソースにも合いそう
- 主食に合う!→そばつゆや冷やし中華のたれにも合う。完成した一品料理に+αするという位置づけに着目すれば、カレーや牛丼にも合いそう
このように演繹的に無限のアレンジを連想できるからです。
あなたの毎日を刺激的にしてくれるロコト。
ぜひ試してみてください!